感染症発生状況

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感染症情報速報最新版

※感染症法に基づき収集した患者の発生状況について、週1回、週報を作成しています。

県南保健所感染症発生状況(2025年28週)[PDFファイル/285KB]

 ※第28週:7月7日から7月13日
 ※定点当り報告数:1医療機関が1週間で何人の患者が診断したかを表しています。(1医療機関当りの平均報告数)

【トピックス・季節情報】
☆7月28日は世界肝炎デー・日本肝炎デーです。
 世界保健機関(WHO)は2010 年に、世界的レベルでのウイルス性肝炎のまん延防止と患者・感染者に対する差別・偏見の解消や感染予防の推進を図ることを目的として、7 月28 日を「World Hepatitis Day(世界肝炎デー)」と定め、肝炎に関する啓発活動などの実施を提唱しました。日本でもこれに呼応し、7 月28 日を「日本肝炎デー」と制定しました。国や地方公共団体、医療機関や事業主団体などが協力し、肝炎の病態や知識、予防、治療に係る正しい理解が進むよう普及・啓発を行い、肝炎ウイルス検査の受検を促進しています。
 肝臓は人間の体内で最大の臓器です。消化管から取り込んだ栄養を利用しやすい形に変えたり、毒物を分解したり、体内の物質のバランスを維持したりなど生命を支えるために重要な多くのはたらきを担っています。この肝臓の細胞が壊れてしまった状態が、肝炎です。肝炎には、原因により、ウイルス性(A 型、B 型、C 型、D 型、E 型など)、薬物性、アルコール性、自己免疫性などの種類があり、このうち、ウイルス性肝炎は、肝炎ウイルスに感染することによって起こります。
 肝臓は、機能が低下しても再生能力が高いため、重い病気になるまで気づかないことも多く、「沈黙の臓器」と言われています。肝炎になっても熱や痛みなどの症状はほとんどありません。まずは、肝炎の原因である「肝炎ウイルス」に感染していないか、検査を受ける事が大切です。検査をできるだけ早く受けることで、もし肝炎ウイルスに感染していても適切な治療を受けることができ、深刻な症状に進行するのを防ぐことができます。
 検査は、肝炎ウイルス検査の委託医療機関、お住まいの市の検診などで受けることができます。県内に住所を有する20歳以上(長崎市、佐世保市を除く)で、過去に肝炎ウイルス検査を受けたことがない方は委託医療機関で検査を受けることが可能です。詳しくは長崎県地域保健推進課のホームページ に掲載していますのでご覧いただくか、保健所にお問い合わせください。

【6月分月報】

※感染症法に基づき収集した患者の発生状況について、月1回、月報を作成しています。

長崎県感染症発生動向調査速報(月報_6月)[PDFファイル/188KB]

 ※6月:6月1日から6月30日
 ※定点当り報告数:1医療機関が1カ月で何人の患者が診断したかを表しています。(1医療機関当りの平均報告数)

過去5週分掲載(県南保健所感染症発生状況(週報))

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