最優秀賞、優秀賞(第36回)

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最優秀賞(1作品)

 

01最優秀賞4年

 

 

 

 

【学校・学年】
大村市立中央小学校 4年

【氏名】

米山 侑那(よねやま ゆうな)

【審査員コメント】

・「こんな長崎の街に住みたい!!」という思いをもって、描きたいものをこれでもかとつめこんだような作品。普通、これだけの量のモチーフをつめこんで描こうとしたら、絵のバランス的に大人でも難しいのではと思うが、作者自身の色のセンスと構成力、そしてなにより絵を描く楽しさのいきおいで見事に描ききっている。

・長崎の様々な魅力や文化が丁寧に描写されている。人や動物だけでなく宇宙人までもが集まってきて活気にあふれる様子が、すばらしい構成力と配色によって、鮮やかに、いきいきと表現され、見ている人を元気づける力がある作品。

・色彩がよく、鮮やかで、すぐに目につく作品。長崎くんちや、スタジアムシティなど、「長崎の活気」も感じられ、作者の「長崎大好き」という思いが感じられる作品である。

・誰もが、思い描く未来の長崎を表現されており、また光の表現などが素晴らしい作品。

 【本人コメント】

長崎スタジアムシティも開業し、活気あふれる長崎をえがきました。スタジアムシティには、人も鳥も、そして宇宙人も集まってきます。長崎を訪れた人は、きっと、つばきやびわといった自然のめぐみも楽しまれます。そして、出島やめがね橋、くんちといった歴史や文化にふれ、何度も長崎を訪れてくれるはずです。この作品には私の「大好き!長崎!」の思いをこめています。

 

優秀賞(5作品)

 

 

02優秀賞1年

 

 

 

【学校・学年】

長崎市立橘小学校 1年

【氏名】

野上 竜史(のがみ たつし)

【審査員コメント】

・「海の中の街」を素直に表現した作品。構図自体ものびのびしていて良いが、特に左下の魚を灰色の線だけで表現している点、そして描いた絵の上から泡と思われる丸いものを描き、絵に奥行きを出しているところは、特に素晴らしいと思った。

・海の中に町ができたら楽しいだろうな、という気持ちをいきいきと表現していて、見る者を楽しい気持ちにさせてくれる。魚や人が楽しそうに暮らしていて、にぎやかで、お互いを大切にしている様子が明るい色づかいで上手に表されている。

・海の中で魚達と一緒に暮らす、将来の作者の姿が上手く描かれている。また、いろんな色が使われており、色彩がよい。

・配色がカラフルであり、海中の生活や魚とたわむれるなど、住んでみたいまちが楽しく表現されている。

 【本人コメント】

うみのまちをかきました。みどりのやねが、ぼくのうちです。マンションや、さかなやもあります。
うちやマンションのまわりには、たくさんのさかなたちがすんでいます。ときどき、うみの中をかぞくといっしょにさんぽします。そのときは、おさかなたちからみられています。とてもにぎやかなまちです。

 

 

03優秀賞2年

 

【学校・学年】

諫早市立西諫早小学校 2年

【氏名】
渡邊 心晴(わたなべ こはる)

【審査員コメント】

・中央のお城のような建物を中心に、様々な人々が飛行機や電車、船といったものに乗り、集まりつつある様子が、人々のわくわくした表情とともによく描かれている。部分によって、絵の具とクレヨンを使い分けて描いているところも、それぞれの画材の発色の特性を生かしていて素晴らしい。

・人と色々な生き物たちが調和して楽しく生活している様子が描かれている。空や海、緑の大地と人や動物のくらしをつなぐ乗り物を組み合わせ、明るい暮らしの様子が元気に表現されている。

・飛行機や新幹線などが、描かれており、利便性の高い暮らしぶりがうかがえる一方、動物達との共存も感じられる作品。花火の色使いもよく、上手く描かれている。

・楽しく移動できる乗り物で、長崎に訪れ、または移動でき、街の様子が良く表現できていた。

 【本人コメント】

みんながやさしい気持ちで楽しくくらせる夢のまちをイメージしてかきました。ひこうきや、しんかんせんやふねでたくさんの人があつまってきます。お花のいいにおいがして、音楽がながれてはれの日でも雨の日でも楽しめるすてきなまちです。

 

04優秀賞3年   

【学校・学年】
佐世保市立大塔小学校 3年

【氏名】
久保田 蒼真(くぼた そうま)

【審査員コメント】

・宇宙空間と思われるところから様々なユニークな乗り物が地球に集まってくる様子だろうか、自分の住む街から宇宙までの広がりを視野に入れているところを評価した。

・あったらいいなと思える町を宇宙からの視点で表現した発想力豊かな作品。印象的な色づかいと広がりを感じさせる画面構成で、作者のアイデアを自由に表現し、伝えることができている。

・構想のスケールが大きく、惑星間の移動の発想がすばらしい。地球の中には、多くの木が描かれており、自然と共存した将来の都市像もうかがえる。

・未来の街として、住んでみたい、または行ってみたい、楽しく過ごせる惑星を、カラフルに表現されている。

 【本人コメント】

ぼくは、地球のほかにあったらいいわく星を考えました。地球にもあるたてものだけではなく、おもしろい遊びながらいどうできるようなものも考えました。いろいろな季節が近くにあるのも工夫しました。

 

 

05優秀賞5年

【学校・学年】
長崎市立桜町小学校 5年

【氏名】
譚 凱(たん かい)

・「魚×メカ」の組み合わせで、この2つがとにかく好きなのだろうな、と伝わってくる作品。魚の群の描きこみに圧倒される。                         海の中の移動する街が海のゴミをとる役目もしているとのこと。同時にこの街が、台風の日でも対馬や五島といった離島と行き来し、人々の移動手段にもなるという、長崎県全体を視野に入れたコンセプトを評価した。

・未来の長崎の海の中には、たくさんの多様な魚たちと技術力をいかした人々の営みが共存し、今よりもっと豊かで、人にも自然にも優しい世界が広がっているということを、すばらしい発想力、表現力で表している。作者の日ごろからの感性豊かな視点を感じさせる作品。

・魚の大群が細かく丁寧に描かれており、水の流れが感じられる。台風時でも離島に移動できるトンネルのようなものの発想がすばらしい。

・長崎の特徴である「海のまち」として、未来を描いており、海と共存して暮らしていく町を丁寧に表現されている。

 【本人コメント】

未来の長崎はもっと海のまち。多種多様な海の生き物と長崎の人が仲良くくらす。海のゴミをとる乗りもの。たくさんの人が海の中を移動して嵐や台風でも五島やいき、対馬へ行くことができる。

 

 

06優秀賞6年

 

【学校・学年】
島原市立第一小学校 6年

【氏名】
林 和香(はやし のどか)

・大胆に描かれた大きな木を中心に、様々な年齢の人々が集まっている様子が描かれている。一人ひとりの表情が豊かに表現されており、また、絵の具の特性であるにじみの表現も上手く、とても幻想的な印象を受ける作品である。

・作者が伝えようとした、優しくおだやかで平和な世界観がよく表現されている。人物の表情の表現は細やかでそれぞれに魅力があり、自然を表す色彩も美しい。1冊の絵本の様なストーリーがあり、作者の力量を感じる。見ていて優しい気持ちになる作品。

・作者の身近にある大木を中心に、緑のグラデーションが上手く描かれており、自然と共存した暮らしが上手く描かれている。

・木々に囲まれた全ての人々が、楽しく、自然豊かで幸せな暮らしができる町がよくわかった。

 【本人コメント】

私は、「自然あふれる街」をテーマにかきました。中心の木は、近所の神社の大きな木をモデルにしました。大好きな植物、おばあちゃんと亡くなったおじいちゃん、様々な表情の人をかいているときは、とっても楽しかったです。そして、本当にこんな豊かな街になってほしいと思いました。

 

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