令和4年12月、本県で初めて高病原性鳥インフルエンザの発生があり、発生農場で飼養する全ての鶏が殺処分されるなど大きな被害となりました。豚熱については、令和5年8月に九州で初めて佐賀県の養豚農場で発生が確認され、令和6年6月には発生農場周辺で野生イノシシの陽性事例が確認されて以降、継続して陽性事例が確認されており、本県へのウイルスの侵入が大変危惧されます。
さらに、近隣諸国では、口蹄疫やアフリカ豚熱の発生が確認されており、海外との交流が増えるなか、国内への侵入リスクは日増しに高くなっています。
このような状況の下、家畜伝染病の発生を防止するため、家畜生産者のみならず畜産関係者も一丸となって防疫強化を図ることを目的に、令和5年8月1日以降、毎月1日を「ながさき家畜防疫の日」として制定し、下記の活動に取り組んでいますので、ご協力をよろしくお願いします。
【主な活動内容】
(1)家畜生産者
・飼養衛生管理基準のうち重点的に実施すべき項目のセルフチェック (毎月1日に実施)
(牛)セルフチェック表飼養衛生管理基準[PDFファイル/155KB]
(豚)セルフチェック表飼養衛生管理基準[PDFファイル/145KB]
(鶏)セルフチェック表飼養衛生管理基準[PDFファイル/148KB]
(2)飼養衛生管理指導強化推進協議会及び関連団体
・畜産関係者自身による実践7項目(農場出入時の対策)の取り組み
・セルフチェック内容の確認、指導・助言
・ポスター掲示等による家畜防疫の日の取り組み啓発
・畜種ごとの防疫勉強会の開催
・衛生関連資機材の実証展示及び展示会等の開催
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