ミカンコミバエの調査結果について

このページを印刷する
1 ミカンコミバエとは

 ミカンコミバエは、現在国内に定着していませんが、かんきつ類や果菜類等に大きな被害をもたらす重要害虫です。
 毎年、梅雨前線や台風等の強風により東アジア等から国内へ飛来すると考えられているため、平時より、農林水産省門司植物防疫所と県が連携して侵入を警戒しております。

 

2 令和7年度の誘殺状況

 令和7年度は、本県では6月18日からミカンコミバエが捕獲され、長崎市、佐世保市、諫早市、対馬市、西海市、長与町、小値賀町、新上五島町で33頭捕獲されました(7月10日現在)

(別表)令和7年度 ミカンコミバエの調査結果[PDFファイル/39KB]

3 初動防除

 ミカンコミバエの誘殺地点を中心に、国、県、市町、JA等が連携し、テックス板(誘殺板)(※)の設置(誘殺地点から半径2km円内)、トラップ調査(誘殺地点から半径5km円内)、寄主果実調査(誘殺地点から半径2km以内)などを実施しています。
  ※テックス板(誘殺板)  ミカンコミバエの雄の成虫を集中的に誘殺し、ミカンコミバエの繁殖を防ぐための防除資材

 

4 テックス板の注意事項

 テックス板の設置においては、居住地周辺には設置しないなど配慮して行っております。
 なお、テックス板を発見した場合は、素手で触れない、触れた場合はすぐに石鹸で洗い流していただきますようよろしくお願いします。

 

 

このページの掲載元