黒系ブドウの着色向上を目指したプロジェクト(収穫調査)(8月6日)
 令和6年2月8日に加温スタートしたハウスブドウは、7月に成熟期を迎えました。近年は温暖化の中で着色が不良となる黒系ブドウの赤熟れが問題となっています。その課題を解決するために有効と考えられる植物調整剤や結果枝基部への括約を行い、着色促進効果など品質向上を学生プロジェクトで検討しています。
 そこで、成熟期には、試験処理区別に「巨峰」や「ピオーネ」の果房について、7月5日から順次収穫時調査を始めました。調査内容は、果房の着色や重量などの外観調査と果汁の品質調査を行っています。この調査は、8月中旬ごろまで行う予定です。(園芸学科果樹コース職員)
成熟状況を確認する学生 収穫したブドウ
果房の重量調査 カラーチャート版による着色調査