黒系ブドウに対して有効とされる植物調節剤の散布試験を実施(6月13日)
令和7年2月12日に加温スタートしたハウスブドウは、6月中旬には着色が始まりました。
近年は温暖化の中で着色が不良となる黒系ブドウの赤熟れが問題となっています。
また、農業大学校のブドウは、粘質土壌で枝が伸びやすいことから着果ストレスをかけることができないかと考え、1結果枝の着房数を増やしてみました。
そこで心配されるのが果房の着色です。この課題を解決するために有効とされるアブシシン酸含有液剤(アブサップ液剤)の散布を「巨峰」に対して行い、品質向上を目指した学生プロジェクトに取り組んでいます。(園芸学科果樹コース職員)
着色が始まった「巨峰」 ハンドスプレーで薬液がしたたり落ちない程度に薬剤散布