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マンゴーの収穫後にせん定(8月21日) |
令和7年産マンゴーは、前年並みの8月中旬頃までに収穫がほぼ終了しました。今後は、早急に樹勢回復を行い、次年産に向けた優良な結果枝を確保する必要があります。
そこで、8月20~21日にせん定を行いました。せん定は、高くなった樹高を下げるために、上部に伸び上がった枝はできるだけ基部方向に戻すよう、節を残してせん定ハサミで切除しました。節を残すことで新梢の発生が促され、発生した新梢は、芽かきや誘引を行うことで充実した枝の育成につながります。10月以降になると気温の低下と共に花芽の形成に向けて誘導されます。
学生は、せん定の目的や方法などを学び、実際に枝をせん除して技術の習得を図りました。また、枝の切り口には殺菌効果のある癒合剤を塗って保護しました。(園芸学科果樹コース職員)
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せん定前の状態 |
枝の切り戻し |
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せん定枝の搬出 |
せん定後の状態 |
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