いちごの育苗ポット台が特許になりました
流水育苗ポット台
いちご苗のポットをセットした「流水育苗ポット」
(注意)画面でご覧になる画像の色は、実際の色と全く同じではありません。
県内企業との共同研究により開発した「流水育苗ポット台」が、平成22年1月8日に特許となりました。
従来、いちごの育苗では散水による「水はね」により、病原菌が飛散して「炭そ病」の被害が拡大していました。そこで、育苗期間中に炭そ病の罹病拡大を防止するための育苗ポット台を開発しました。
この育苗ポット台の特徴は、育苗ポットを設置する穴のそれぞれに流水路となる溝が切られ、水はねがなく灌水ができる構造になっています。
また、炭そ病の対策だけでなく、作業効率の向上や節水の効果もあります。現在、株式会社「丸本」さんから製品が販売されています。高品質ないちごの生産と生産者の経営安定に貢献できることを期待しています。
※株式会社「丸本」
住所:〒851-0134 長崎県長崎市田中町593-1 長崎卸センター内
TEL:095-837-1100 FAX:095-837-0505
以下に、「流水育苗ポット台」に関係する資料を掲載していますので、ご覧ください。
関連情報 |
|||
長崎新聞「研究所から」記事(2009.04.19) |