今年度、学校安全総合支援事業において、学校安全アドバイザーとして関わってきた大村市立福重小学校の成果発表会に出席しました。
当該小学校は、令和2年7月豪雨で河川や内水の浸水被害を受け、防災への意識が高い学校です。
児童による被災体験談、防災マップ作成の教育的効果等について、防災担当教諭(福重小学校)からの発表を通して、自然災害から生き抜くために考える力を身に付ける良いきっかけになったと感じました。
今までは何気なく歩いていた通学路も、注意して散策すれば危険な場所がたくさんある一方で、安全対策されている場所もあったと児童たちが発表していました。
会場には、6年生が防災学習で作成した防災マップや、気象台主催のワークショップで作成した洪水にかかるマイタイムラインも展示してありました。
通常は「大人から子どもへ」の防災学習がほとんどですが、当該小学校では「子どもから子どもへ」「上級生から下級生へ」という働きがあり、6年生が一生懸命自分たちが学んだことを、下級生でも分かるように言葉を選んで話している姿を見て、是非継続していってもらいたいと感じました。
このページの掲載元
- 砂防課
- 郵便番号 850-8570
長崎県長崎市尾上町3番1号 - 電話番号 095-820-4788
- ファックス番号 095-824-7175