定例会等の開催概要

　平成28年11月定例会は、11月28日から12月21日まで開かれました。
　開会日は、継続審査となっていた「平成27年度長崎県一般会計決算及び各特別会計決算の認定について」ほか２件を認定し、人事議案１件を同意しました。
　また、「平成28年度長崎県一般会計補正予算（第４号）」など32件の議案が一括上程され、中村知事が県政の重要事項について報告し、当面する諸課題について所信を述べるとともに、提出議案について提案理由の説明を行いました。
　一般質問では、12名の議員が登壇し、交流人口拡大、諫早大型工業団地建設への県の取り組み、大村湾架橋構想、長崎南北幹線道路（茂里町〜時津町）の事業効果、玄海原発避難計画、がまだすドーム（雲仙岳災害記念館）の活性化、橘湾における養殖業の振興、県内建設業の人材育成、国民健康保険、スポーツ振興、参加型スポーツイベントの開催、松ヶ枝国際埠頭拡張計画など、さまざまな事項について活発な論議が交わされました。
　補正予算については、国の経済対策への対応に要する経費、給与改定及び職員給与関係既定予算の過不足の調整、その他緊急を要する経費について編成され、一般会計で271億7,261万９千円の増額、特別会計で２億639万2千円の増額、企業会計で924万７千円の増額補正となりました。
　また、議員提案の議案として、「長崎県議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例」が提出され、可決されました。
　これらに追加上程（12月６日）された事件議案１件を含めて、本定例会では39件の議案を原案のとおり可決、同意、認定するとともに「九州新幹線西九州ルートの整備促進に関する意見書」など５件の意見書を可決しました。